留学生の日本語能力

来年度以降、文科省が6月頃に発布する大学入試要綱で日本語能力のところにB2の表示。

１．日本語の能力基準について

• 令和８年度大学入試要項では、外国人を対象とした入試について、日本語能力の基準としてN2レベル相当以上が目安としてきたところ、基本方針の改定等を踏まえ、令和９年度の同要項からはB２以上が相当することを示す予定。
• JLPTでは参照枠に基づく能力レベルが参考表示されるほか、参照枠を踏まえた教育課程を編成・実施する機関を認定日本語教育機関として認定・公表。
• 各大学においては、以上を踏まえて、参照枠の表記・概念の活用について検討を進めていただきたい。
• なお、JLPTN2でB1と参考表示された場合等であっても、引き続き、大学で教育研究を行うために十分な日本語能力があることを多様な手段で確認を行うなど、大学において適切に能力判定した上で外国人留学生を入学させることも可能。

２．その他（留学生別科の取扱いについて）

• 一定の要件に該当する大学の留学生別科等については、令和10年度までに認定日本語教育機関の認定を受けることが必要であり、文科省HPに公表している内容を参照の上、適切に対応いただきたい。