在籍管理強化
2024年04月04日
文部科学省は、外国人留学生に対する在籍管理が適正に行われていない大学等に対する監督体制を来年度から強化する。
「学校教育法第1条」に規定する大学と高等専門学校が対象校。
毎月実施する退学者や除籍者に関する定期報告を通じて各校の在籍管理状況を引き続き確認する。
全留学生数に対する1年間の「退学者、除籍者及び所在不明者」が5%を超える大学等に改善指導を実施する。
在籍管理が非適正と判断された場合、「改善指導対象校」として指定・公表する。
留学生数の基準日は毎年5月1日、期間は4月から翌年3月まで。
改善指導対象校は、出入国在留管理庁と合同で改善指導を実施する。
在籍管理が非適正な状態が3年間連続した大学等は、文科省が新たに「在籍管理非適正校」として指定・公表し、出入国在留管理庁に報告、当該校は留学生の受入れができなくなる。